急に物語が降りてくるのでちょっと書いてみます。
書いてみないと、次なにがやってくるか、わかりません。
長くなるか
短くなるか
舞台は、とある閑静な住宅街。
ちいさな駅からほど近いところにある小さな二階建ての一軒家が舞台です。
そこに住んでいるのは
ゆうこさんとニシノさん。
二人はともだちとも言えるし、
パートナーのようでもありますが、
お互いに干渉はしないし、
淡々と一緒に暮らしています。
ゆうこさんはショートヘアで、少し癖っ毛。
ニシノさんは、サラサラの髪をして、ボブくらいです。
二人のいちにちは、ネスプレッソのコーヒーを入れるところからはじまります。
その日の気分で、好きなフレーバーを選べるように
マシーンの横には、たくさんのカラフルなカプセルが、ジノリの深皿の中でスタンバイしています。
二人とも朝は好きなじかんに起きるので
勝手にコーヒーをのみ、勝手に出かけて行きます。
一日中家にいることも結構あります。
お互い何の仕事をしているのかは知らないし
そんなこと興味のないような様子。
でもときどき
その一軒家にはお客さんがやって来ます。
その時は
ゆうこさんはソファーの席へお客さんを座らせて、
コーヒーかハーブティーを入れてあげます。
ハーブティーはリコリスの入った少し甘いもの。
コーヒーならブラックで。
ゆうこさんは自分の分とニシノさんのコーヒーを入れ終わったあと
（ゆうこさんはYとイニシャルのついたロイヤルコペンハーゲンのカップ。ニシノさんは、なぜか
自分の名前とは全く関係ないM、がついたお揃いのマグカップで。）
お客さんの前に座り
ポツリポツリと話し始めるお客さんの話を
ゆうこさんがうんうん。と聞いていきます。
その間ニシノさんは、お客さんの背中の後ろにあるデスクに座り
パソコンを触っています。
でもときどき振り返って
ゆうこさんとお客さんの会話に混じります。
そんなニシノさんとゆうこさんと
時々やってくるお客さんの
静かな物語です。
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