noteアプリに書いた記事、気に入ってるのでこちらにも置いておきます♪
ソムリエのマダムアリサとしての記事になります^^
♡♡♡♡♡
ボンジョルノ!!
ソムリエールとして日々お客様と接する中で、
この方はこうゆうワインを頼みそう、、ていうの
あらかじめ予想するんですよね。なんとなーく。
結構当たることが多いんです。
スタッフの子にも、どうやってワインを選んでいるのか知りたい、と聞かれたので、書いてみることにします。
もちろん、お料理とのマリアージュがいちばん。その上で。
(ちなみに、ワイン業界で最近マリアージュという言葉をあまり使わないのはmarriage「結婚」に対するイメージがあまり良くない人も増えてきているからなのでは、と聞き、大いに笑いました。)
あくまで私の独断と偏見であることをご了承いただきますようお願いいたします。また、ソムリエやワインの先生などの、プロの方にはこの占い該当しないと思いますのでそこんとこよろしくです。
これは、グラスっていうよりは、ボトルで何を頼むか、で考えてます。
ではまいりまーす。
🍷Champagne好きの方🍷
シャンパーニュ好きに関しては、ふた通りのパターンがあります。
<とにかく泡が好きな方。シャンパーニュでも、スプマンテでも、カヴァでも。(ちなみに私は激しくフランチャコルタ推し♡)>
→明るく陽気な方。喋るのが好き。よく笑う。ちょっとお人好しなところがある。オープンマインド。
<他の泡ではなく、シャンパーニュがLOVEの方。>
このタイプの方は、いろいろなワインを飲み尽くして、シャンパーニュにたどり着いてる方が多いです。シャンパン、とかましてやシャンペン、とかは決して言わず「シャンパーニュ」ときちんとおっしゃいます。
ちなみに、旦那さんと初めて食事に行った時、「シャンパーニュ」とニュをちゃんと言って注文しているのを聞いて、そんな人初めて見たのでちょっとびっくりしたことを覚えています。
→自分のスタイルをしっかり持っている。スタイリッシュ。お料理の味に関しても確固たる好みがある。
こんなイメージ。さてっつぎ行ってみましょう。
🍷スッキリした白がお好きな方🍷
うちでいうと、soaveとか。その他様々なスッキリして美味しい白は、うちの店の得意分野でもあります♪
→割と冷静で落ち着いた方。お料理もしっかりと味わい、判断する。大人にレストランを楽しむイメージ。簡単には心を開かない。でも開いたらたくさん喋ってくれる。ワインは最高のコミュニケーションツール♡
🍷まったりした濃いめの白がお好きな方🍷
樽のかかった、マイルドで果実味もあって、ふくよかな感じ。うちはシャルドネはあまり使わないので、エミリアロマーニャ州の白ぶどうアルバーナの樽、soaveの樽なんかもいいですね。(私がsoave好きという。。)残糖の少しあるワインが好きな方もここに入るかも。
→甘えんぼちゃん。愛嬌があって、人なつっこい。(なんかワンチャンみたいに書いてしまってすみません。)
🍷軽めの赤がお好きな方🍷
ボトルでこれをご所望の方は、ツウな方が多いように思います。
赤の方が好きだけど、お料理と飲むなら、旨味のある軽やかでエレガントなやつを、と。
→大人の品格。いろいろな経験値を持ち、ワイン自体もよくご存知。
周りへの配慮もさりげなく。オトナなあなたはみんなの憧れ♡
でもいきなりピノ!という方はちょっとめんどくさいことが多い(こそっ)
🍷しっかりした赤がお好きな方🍷
これも数パターンあります。
<凝縮した果実味からくる濃さがお好きな方>
プリミディーヴォとかその辺りのジューシーな赤。
ワインといえば赤だし、ぶどうの味がしっかりする飲みごたえを欲する。
→豪快な方。量もたくさんのめる。女性もこのタイプの赤が好きな方多いですね。ワインをあまり飲まない方でも、楽しめることが多いです。
楽しくこの場を過ごしたいね、という感じ♡
<タンニン、旨味共にしっかりしているバランスパワフル系がお好きな方>
果実味をもう少し抑え、しっかり感!をお好みの方。
→普段、焼肉、鍋、焼き鳥など、がっつり食べる系のお店がお好き。コース料理はあまり好きではないが、たまには良いと思っている。こちらも豪快でたくさん飲める方が多い。経営者の方に多い。頼れるおとうさん!(お姉さんも!)
<ひたすら濃いの、という方>
まず、うちのレストランにこのタイプのワインがあまりありません。
お料理の味がしんじゃうし、我々があまりこのんで飲まないからってのもあるかな。
もちろんしっかりした赤は置いてますが、極端に重いもの、というニュアンスです。
→ワインといえば赤、渋い、重いのがエエ、と思い込んでいる頭でワイン飲んでいるタイプ。思い込みを外して、柔軟に楽しんでみて!その方が人生楽しいで!
はいっ!いかがでしたでしょうか??
最後だけなんか悪意ある書き方になっちゃいましたね笑。
もちろんこれは、そういった赤をディスっているわけではありません。
「墨汁のように渋いのを」とか、プリミティーヴォなんかを飲んだ時に「甘いわー」とかいうおっさん、もとい、お客様が個人的に嫌いなだけです笑。
もう一度言いますが、あくまで私の独断と偏見です。
ワインは、生産者さん、インポーターさん、お酒屋さん、たくさんの方の努力とエネルギーと歴史と想いと、、
たくさんの愛が詰まった飲み物です。
そして、選ぶ店側からの愛もたっぷりとつまっています。
みんな、自分の愛するワイン達を自分たちの大切な店と、大切なお客様にお出しするために置いています。
もうほとんどいないですが、ええかっこするために女の子の前でウンチクを垂れたり、変な選民意識を持ったりするためにワインを使って欲しくないなと思います。
目の前の子を、ひたすら愛でていただく。
そのために、ホンキでお客様のお好みと料理との相性のいちばんぴったりくるワインをお選びするのです。
私がとても好きなのはお料理に合わせてグラスワインを出していくワインペアリング。これもお好みが別れるし、お客様によって変えるし、同じワインでも、グラスを変えてみたりします。
セオリー通りでなくても、気分が変わるとまた味も変わるものなので、その辺も直感で選んでいます。
もうすごいソムリエさんや、業者さんや、レジェンドのようなワインの先生方、資格はなくてもたくさん経験され勉強されているワインラバーの方、たくさんいらっしゃる中で、私はそこまで知識も経験もありません。
だから何も偉そうに言えることはないのですが、
イチ嫁ソムリエールの意見として書いてみました^^
お読みくださりありがとうございました♪
♡♡♡
noteなんで一般向けに書きましたけども、ワイン選ぶのも直感を鍛えるいい訓練になってまーす。
だいたい、嫌な予感は当たるしね。
ブショネとかwww
これあるあるじゃないかな?
またこんなコラムも書いてみます^^
明日から国内プチ旅行!
久々に海の近くに行くので、エネルギークリアにしてきます♪
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